でん六空へ
2012 / 06 / 22 ( Fri )
19日に帰宅すると、6回目の両足マヒを起こしてたでん六。
過去の何回も、1~2日で足が立つようになって、そうするとご飯を食べるようになってた。
だから、今回もそうだと思っていた。
20日もまだ腹ばい状態だった。しかも嘔吐してしまった。
フォーミュラとか栄養剤とか、無理やり口に流し込んだ。なかなか受け付けない。
でも大丈夫。いつものように明日あたりきっと。
21日の朝、呼吸がちょっと荒かった。そろそろ足に力が入ってくる頃なのに・・。
とにかくいつもはジタバタと動き回ってるにの、全く動かない。不安がよぎる。

がんばったね、でん朝、出勤までに何度も嫌がって威嚇するでん六を手の中に納め、とにかく栄養になるものをスポイトで口に垂らした。でも、入っても数滴が精いっぱいだった。
威嚇する声は消え入りそうに弱い。
とにかくもう行かなくちゃ。お昼に外出取って、また何か口に入れてあげよう。1滴でもいい。
その頃にはきっと足に力が戻っているに違いない。
がんばって、でん六。

お昼すぎに銀行に行くとうそをついて外出を取って家に着く。
プラケースの、力丸寄りの手前の隅にずっと動かないでいたでん六がいない。
ちょっと後ろに移動して、向こうに頭を向けてこちらに尾羽を向けている。

すぐ、でん六は死んでしまっているって分かった。
だって、頭がぐったりと垂れていたから。

大好きだよ、でん手に取ったでん六は、温かかった。だから一瞬死んでるのが嘘かと思った。
でも、目はつぶられていて、それは嘘でなかった。
ちょっと前までは確実に生きていた温かみだった。

お腹が空っぽのまま、逝かせてしまった。

ごめんとしか叫べなかった。
だって、それしか思い浮かばなかったから。
だって、またいつのもように、すぐに立ってもりもりご飯食べて、おしゃべりするものだと思ってたから。






きれいがお空へ行ってしまって、力丸が長い時間一人でお留守番してるのが辛いだろうという事で
でん六はお家へやってきた。
私になつかず、手を怖がって、近づくと逃げる事が多かった。
だから、どうしても甘えてくる力丸と同じようにしてあげられなかった。
私は同じ愛情をでん六に注いであげられたのだろうか。
かきかきの回数も、褒めてあげる回数も、力丸より圧倒的に少なかった。

ありがとう、でんただもくもくと、止まり木の先に愛をささやいてるでん六。
その横でカキカキされてる力丸。

でん六はそれでも幸せだったのだろうか。

私は何もしてあげられなかったって強く感じてる。

でも、でん六からすれば、力丸兄ちゃんの隣でお話したり、大好きな止まり木に愛をささやいたり。
私にどうこう可愛がられるより、そういう事が楽しかったのかもしれない。
そういう日常が、満足だったかもしれない。

本当はどうだったのかな、でん六。


ただ絶対に、最後は力丸が隣にいてくれたから、さびしくなかったよね。


ちいさかった君去年の東日本大震災の後の1回目の両足マヒから6回もの麻痺を繰り返した。
奇跡的な復活も含めて、君はすべて乗り越えて。
すごいね、強いよ。
最後も、私は乗り越えたと思ってる。
乗り越えて、それで全てを終わりにしたように。

また君からも、いろんな事を私は教わった。宝にする。
5年と6カ月、私のもとにいてくれて、本当にありがとう。


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22 : 43 : 31 | でん六 | コメント(10) | page top↑
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コメント
--でん六ちゃん安らかに...--

何度も麻痺を乗り越えて一生懸命生きてくれたでん六ちゃん。
今まで本当にありがとうって伝えたいです。
ありがとう。本当にありがとう。
by: MARUTSU * 2012/06/22 23:19 * URL [ 編集] | page top↑
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でんちゃん、カオリさんが帰ってくるのを待ってたんだね。
きっと、カオリさんがお部屋の鍵を開ける音を聞いて
安心して旅立ったんじゃないかな。
でんちゃんは、カオリさんからの愛情をちゃんと
わかってたと思います。

でんちゃん、うちのがっちゃんやふじちゃんに会えたかな?
よく頑張りました。ゆっくり休んでね。カオリさんもね。
by: がっちゃんママ * 2012/06/23 05:55 * URL [ 編集] | page top↑
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まだ温もりが伝わったこと、よくわかります。
目をつぶっていたのは安らかに旅立てた証拠です。獣医さんから教えてもらいました。
でん六くんへの気持ち、よくわかります。
私がユキに対して、いつも思っていることと、びっくりするほど同じなので....
でもカオリさんの気持ちは充分に伝わっています。
愛がなければ奇跡的な回復は見せられないはず!
でん六くんは本当に頑張った!
その頑張りを誇りに堂々と送ってあげてください!
カオリさんの心のふわふわ、でん六くん安らかに。
by: めぐこ * 2012/06/23 08:01 * URL [ 編集] | page top↑
--MARUTSUさん--

ありがとうございます。
いつも、別れはとても辛いものですね。
前の子を亡くして、5年半ぶりの別れです。

でん六は、脚の事を抜かせば、健康優良児で、まさか、という気持ちがいまもあります。

でも、今は動く脚になって、自由に飛んでいると思います。きっと。
by: カオリ * 2012/06/23 21:41 * URL [ 編集] | page top↑
--がっちゃんママさん--

ああ、そうかもしれないですね。きっとそうですね。
私が来るのを知っていたのかもしれません。
本当に温かい体だったんです。思えば、つぶった目の奥は、まだ落ち窪んでませんでした。
出かける最後に見た、でん六の瞳は忘れません。はっきりした綺麗な眼でした。

がっちゃんやふじちゃんに、虹の橋のルールとか、教えて貰ってるかもしれません。
でんのこと、よろしくね。
by: カオリ * 2012/06/23 21:46 * URL [ 編集] | page top↑
--めぐこさん--

そうなんですか!安心しました。
少し後ろに移動して亡くなっていたんで、もがいたのかな・・・ってちょっと辛かったんです。
でも、目は閉じてましたから、きっとす~っと逝ったのでしょう。

そうですね、でん六はとても強く、何回も何回も立ち直り、がんばったすばらしい子でした。
昨日、きれいと同じ所で骨になって、お家へ帰ってきました。
周りには、でん六の真っ白なお顔を思わせる花に囲まれて、きれいの隣に並んでいます。
今頃、きれいに会って、恋に落ちてるかもしれません。きっと。
by: カオリ * 2012/06/23 21:51 * URL [ 編集] | page top↑
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でんちゃんは、今頃きれいちゃんにも挨拶をして、虹の橋を飛び回ってることでしょう。

カオリさんが思ったように、でんちゃんも「ぼくはママを幸せにしてあげたかな」って思ってるかもしれませんよ。
「うちにきてくれて、ありがとう」だよね。

でんちゃんも、落ち着いたら時々舞い戻ってきますよ。
カオリさんにしかわからない印を残すはず!
by: ちー母 * 2012/06/24 20:56 * URL [ 編集] | page top↑
--ちー母さん--

そうですね。
火葬場の待合室に虹の橋の話がファイリングしてありました。その2ページ目に虹の橋の手前の話があって、飼い主がいつまでも泣いてると、それがその子が虹の橋へ行くのを妨げるというお話でした。

でん六は私を幸せにしてくれました。そう伝えて、ありがとうと言いたいです。

舞い戻ってくるしるし、見落とさないようにしなくちゃ。
by: カオリ * 2012/06/25 20:42 * URL [ 編集] | page top↑
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今、もう悲しくて…悲しくて…

伝ちゃん、旅立ってしまったんですね。
私、あの地震が起きなければ、なんて考えてしまいます。悔しいです。

カオリさんが、伝ちゃんをお迎えした当初から、ずっと成長ぶりを見させてもらっていたので、伝ちゃんは、力くん、きれいちゃん同様、私には思い入れのあるインコちゃんだったんです。

今まで何度かの麻痺が続き、それでも必死で耐えぬいてきた力強い伝ちゃん、
お疲れさまって言ってあげたいなぁ。
きれいちゃんが待ってるね。

力くんの寂しさを埋めるのは、カオリさんですものね。カオリさんも本当に辛いでしょうけど、
力くんと乗り越えてくださいね。
私もがんこがいなくなった時には、本当に辛くて辛くて・・・まいのおしゃべりを聞いて、随分元気づけられました。

それから、カオリさん、責めないでくださいね。
私が知る限り、カオリさんは、伝ちゃんのために、本当に一生懸命看病なさっていたなぁってずっと思っていました。
きれいちゃんも伝ちゃんも、お空から、
カオリさんにありがとう~って言ってるよ!!

うんPの綺麗だった伝ちゃん、忘れないよ。
本当に、お疲れさまでした。
ご冥福をお祈りいたします。。。

by: むぎゅむぎゅ(みすず) * 2012/06/26 00:46 * URL [ 編集] | page top↑
--むぎゅむぎゅさん--

とうとうでん六は逝ってしまいました。
今思えば、何度もの足の麻痺に耐えながら克服し、とても強くがんばっていたし、今回だって私は乗り越えたんだと思っています。

でん六を応援していてくれてありがとうございました。
今は残された力丸を励ましながら生活してます。力丸の腹水も溜まってきてるし、なるべく楽しい気持ちにさせてあげたいから、私もいつまでも悲しい顔してられませんよね。

でん六のうんPは、麻痺する直前まで、ぷりぷりのシミ一つつかないお手本のようでした。
by: カオリ * 2012/06/26 21:30 * URL [ 編集] | page top↑
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